
これから新しい住まいを構えようとする時、戸建住宅がよいかマンションがよいか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにこの選択は、今後の生活への影響を考えると大変重要な決断といえます。
それだけに、それぞれの特徴を十分理解したうえで、現在及び将来の暮らしのスタイルや予算等を合わせて考慮し後悔しない住まい選びをしたいものです。
全国的に地価の影響等により、最近の戸建住宅は郊外に造成された住宅団地に多く建ち、マンションは駅の近くや街中に多くが建っており、交通の便や買い物等の利便性はマンションの方が有利と言われています。
島根県では都会地に比べ地価の影響は少なく、市街地に隣接あるいは程近い場所に位置している戸建住宅団地もたくさんあります。
(松江市の〈法吉団地〉や出雲市の〈パークタウン出雲〉、雲南市の〈大東ニュータウン「ふれあいの丘」〉等)
マンションの住戸部分は個人所有の専有部分ですが、廊下・階段やエレベーター等の共用部分及び敷地はマンションの所有者(区分所有者)全員が共同で所有する共有部分であり、区分所有者全員でつくる管理組合により管理をすることになります。
戸建住宅は、ほとんどの場合、個人で所有し、個人で管理します。
マンションは、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)が主体で一般に高い耐久性能が謳われ、住宅様式も3DK~4LDKを中心にさまざまな間取りプランが提案され、各自の予算に応じて好みの間取りプランを選定する仕組みとなっています。
中層・高層階建ての大きな物件が多く、主に住戸部分はフラットなワンフロアーの中に納められ、また共用部分には集会室、オープンスペース等の共用施設を設けることによりコミュニケーションや環境向上に配慮された物件も多々あります。
戸建住宅は、木造、2×4工法、各種プレハブ造、ログハウス等さまざまな構造の住宅を、各自の予算や好みに応じて好きな間取りや形に自由に設計することができます。
また、建築技術の進歩により耐久性、断熱性、気密性、防音性、防火性等の性能を向上させた住宅も設計で自由に採用することができます。
土地と建物を共同で所有するマンションの方が、単独で所有する戸建住宅より相対的に割安になっていると言えます。
★ 戸建住宅においても、割安な土地代の団地に建設したり、様々な工夫により建物コストを抑えた住宅(公社の省コストプラン住宅等)を建設したりすることにより、マンションと同程度の価格になる戸建住宅の購入も可能です。
また、宅地を購入しない「定期借地権付分譲住宅」を利用することも有効な選択肢の一つです。
マンションの多くは、共用部分を管理組合で共同管理しますので維持管理や将来の修繕等に備えて、修繕積立金、共益費、駐車場代等を支払いこれに当てていくことになります。
(専門の管理会社が委託を受けて管理業務に当たっている場合が多い)
戸建住宅は、個人の住宅ですからこのような経費は不要ですが、必要に応じその都度個人で経費を出して維持修繕等をしていくことになります。
その他、マンションの魅力としては、上層階の眺めがよいこと、セキュリティシステムを備えた物件は防犯上安心感が高いこと、設計や工事の煩わしさがないこと等があります。
また、戸建住宅の魅力としては、庭が持てること、ペットが自由に飼えること(マンションでもペットが飼える物件もあります)、あまり隣戸に気を使わないですむこと、収納部分がたくさん確保できること、自分の考えで増築や建替えが自由にできること等が考えられます。
※内容は、一般的に述べられている見解であり、場合によっては内容が異なる場合もあります。